kazuyan’s diary

50歳を超えてから大型二輪の免許を取得し無謀にも1年でGSに乗り換えたおじさんの旅日記

2018 秋 北海道ツーリング④ 地震で停電の中弟子屈から羅臼まで移動

 9月6日の真夜中微かな揺れを感じて目が覚めました。宿泊していた弟子屈は震度3でした。他のお客さんも起きだして、あれ?電気つかない?っということになりました。他の人が持っていた電池式のラジオで地震があったこと知りましたが、夜中であったこともあり全然情報がありません。そのうち電気もくるだろうと再び眠りにつきました。

 

 6時頃目覚めましたが、やっぱり停電が続いてました。テレビもつかないので情報がない中、ガスは正常だったので、何とか朝飯は出してもらって出発準備をします。同宿のチャリダーさんは、この日釧路空港から飛行機乗って帰る予定だったのですが、どうやら釧網線が動いてないようとのこと。釧網線輪行の予定が無理のようで、ちょっと焦ってます。自転車こいで間に合う時間でもないようで、確実な代替はタクシーで20,000円とか、結局連泊のお客さんが車で送ってくれたようです。

 

 この日は台風一過で少し風はあるもののとても良い天気でした。澄み渡る夏のような青空が印象に残る一日で、相変わらずの停電の中、羅臼に向けて出発します。この時はこんなに停電が続くとは思ってなく、事の重大さを認識できてませんでした。

 

 出発してまず驚いたのは信号が全部消えてること、それから街中の交差点ではお巡りさんが手信号しています。ガソリンスタンドもほとんど営業してません。中標津あたりでスーパーに行列ができているのを見かけ、これはちょっと大事かなと思い始めました。反対向いて走る自衛隊の車列が延々と続きます。

 

 早めに羅臼に到着し、本日の宿で状況を確認しました。電気は無いのでお風呂は無理だが食事は提供するとのこと、何とか泊まるところはOKだったので、道道87で相泊方面へ、河口でカラフトマスを狙ったり、山側の川でオショロコマ釣りしたり、のん気に遊んでました。

f:id:kazuyan55:20190225161551j:plain

f:id:kazuyan55:20190225161635j:plain

 宿の晩御飯は冷蔵庫が使えなくなるとのことで在庫を一掃したためとても豪華でした。夜は停電で街頭もつかないので☆がきれいでした。

f:id:kazuyan55:20190225162002j:plain

 翌朝、熊の湯が入れるとの情報に、同宿の方の車に同乗させてもらって行ってきました。最高に気持ちよかったです。街の外れの信号は点灯してました。

 

 この時ご一緒の方が翌々日のフェリーで帰られるとのことなんで、翌日は西の方へ移動することに。この日は停電で大変だったけど、ちゃんと食事もできて、何か所かで釣りもできて充実した一日でした。